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「見る、観る」を意味する英語(動詞)の使い分け方法

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「見る」を意味する英語

「見る」を意味する英語(動詞)はlook / observe / see / watchなどがあります。

「見る」のlookもseeもwatchも中学校で習う基本動詞ですが、その違いを認識しているでしょうか。

類語として、ここで紹介するもののほかに、gazeやstare, glanceも挙げられます。この機会にすべてのニュアンスを確認しておくといいでしょう。
 

look「静止しているものを見る」

lookのネイティブイメージは「静止しているものを見る」です。

「見る」「眺める」「顔つきが…だ」「…に見える」などの意味があります。意識的に「見よう」として、静止しているものに視線を向けるような場合に使います。

look at the camera (カメラを見る[写真撮影のために、被写体の人がレンズを見る]),look after...(…の世話をする),look ahead(将来に備える、前方を見る)などの言いまわしがあります。

lookの用例

I looked at the documents, but I didn't have time to read every word.
(その資料を見たが、一字一句読む時間はなかった)

Could you look at this printer? It hasn't been working very well.
(このプリンタを見てくれる?あまり調子が良くないんだ)

observe「観察する」

observeのネイティブイメージは「観察する」です。

「観察する」「(人が…するのを)見る」「認める」「意見を述べる」などの意味があります。observe people in the park (公園にいる人を観察する)や、observe one's employees (社員を観察する)のように、少し上の立場から、しばらくのあいだじっと注目して経過を観察するような際に用います。

また、observe には observe the traffic regulations (交通法規を守る)のように、「順守する」という意味もあります。これは、客観的な祝点から、冷静になって「ルール」を見つめているようなイメージです。

observe people in the park (公園にいる人を観察する),observe the traffic regulations (交通法規を守る)などの言いまわしがあります。

observeの用例

As a new employee, I observed how she treated clients.
(私は新入社員として、彼女がどのように顧客に対処するか、観察した)

I closely observed how the company solved problems..
(会社がどのように問題を解決するか観察した)

see「自然に目に入る」

seeのネイティブイメージは「自然に目に入る」です。

「見る」「確かめる」「わかる」「経験する」などの意味があります。意識的に見ようとしなくても、 自然に視界に入るように、ものが目に人るような状態を指します。

see…around (…と顔見知りだ),see...off (…を見送る),see through...(…を見通す)などの言いまわしがあります。

seeの用例

She can’t see anything without her contacts.
(彼女はコンタク卜なしでは何も見えない)

I can’t see him running a game software company.
(彼がゲームソフト会社を経営しているなんて考えられない)

watch「動いているものをじっと見る」

watchのネイティブイメージは「動いているものをじっと見る」です。

「じっと見る」「注意して見る」「見張る」「世話する」「注意する」などの意味があります。動いているものを見る際に使い、少しのあいだじっと見守るようなイメージがあります。

watch TV(テレビを見る),watch out (注意する),watch over...(…の世話をする)などの言いまわしがあります。

watchの用例

I need to watch what he does to know what he’s truly like.
(彼は本当にどういう人なのか、それを知るためにその言動を注視する必要があります)

She said you should watch the children at all times.
(子供から常時目を離さないようにすべきだと彼女は言った)

「見る」を意味する動詞の使い分け

「見る」を意味する動詞

①意識的にものを見る動詞

例文:I looked at the report, but it didn’t seem very helpful.
(その報告を見たが、あまり役に立つとは思えなかった)

look (at)は、意識的にものを見る際に用いる動詞です。

選択肢の動詞のニュアンスを比較すると、I looked at the accident.は「私はその事故(が終わった状態)を見た」という意味ですが、I saw the accident.なら「私はその事故を(偶然にも)見てしまった」、I observed the accident.とI watched the accident.は「私は事故の一部始終を見た」という意味合いが強くなります。

そのため、I observed the accident.と I watched the accident.という言い方はあまりしません。

つまり事故が発生して、lookはその事故がどのようなものかを確かめようと「意識的に見る」ことをいい、seeは意識的にではなく「たまたま目に入った」ような状態をいいいます。

また、車が「ぶつかる瞬間」ではなく、事故が「起こった(終わった)あと」 という表現にも注意したいです。look (at)は動いているものより、動きのない静止状態のものに対して使われます。そのため、I looked at the movie.とはあまり言いません。

たとえばI looked the report.(私はその報告書を見た)という文は、2つのとらえ方ができます。

1つは「意識的に何かを期待して見た」で、もう1つは「ざっと見た」という意味です。lookだけでは「軽く見た」のニュアンスが強くなってしまうため、「きちんと見た」と言いたいならば、I looked carefully at the report.(私はその報告書を注意深く見た)のように言わなければいけません。

例文にlook atをあてはめれば、自然な流れでこの2つのとらえ方になるため、 適切となります。意識的に見たと考えて、observeを使ってもよいです。seeは無意識に目 に入るニュアンスとなるため不適切でしょう。

時間的な感覚を言えば、I looked at him.(私は彼を見た)であれば、見たのは「ほんの数秒」。一方、I stared at him.(私は彼を見っめた)なら、数秒から数十秒「じっ と見る」ということになります。

しかし、かなりの長時間、何らかの意図を持って見る場合は、look carefully (凝視する)やlook a long time at...(長いあいだ…をじっと見つめる)というように、lookがもっともよく使われます。

また、look atには「直せるかどうか」や「買うかどうか」などの「意思」の含みもあります。

I looked at the printer, but I didn’t have the tools to fix it.(プリン夕を[直せるか どうか]見たが、修理する道具がなかった)、I looked at that car, but it was too expensive for me.(あの班を[買おうかと思って]見たが、私には高すぎた)のように使います。いかにもネイティブらしい使い方なので、覚えておくといいでしょう。

②上から目線で観察する動詞

例文:Let’s observe him for a week and see how he performs as an engineer.
(彼を1週問観察してエンジニアとしての仕事ぶりを見てみよう)

observeといえば「観察する」の訳語が思い浮かぶでしょうが、上から目線で「… をしばらく見て判断する」という含みがあり、そのため急な出来事に対してはまず使いません。

さらに「計画的に見る」意味合いもあり、The researchers observed 50 healthy males for two weeks.(研究者は50人の健康な男性を2週間観察した) のように使います。この用例からわかるように、科学者がよく使いそうな語です。

選択肢の動詞のイメ一ジを比較すると、Let’s look at what happens.なら、すぐ に終わりそうな出来事に対して「何が起こるか見てみよう」ですが、Let’s observe what happens.は「何が起こるか経過を観察しよう」、Let’s see what happens.は 「動かしてみて、何が起こるか見てみよう」、Let’s watch what happens.は「何が 起こるか少し離れた所から見ていよう」となります。

しかし、この4つを混同して使っても、不自然にはとられないでしょう。

例文は、Let’s observe... (…を観察しよう)ならば、文意も通り、自然に聞こえます。 ほかにwatchも、動いているものを「注意して見る」という意味になるため、適当となります。

また、命令形のLook!(見て!)はよく使われますが、Observe!はまず耳にしません。See!は「ほら、こうなった!」「私の言った通りでしょう!」など、ちょっとした嫌味に聞こえます。Watch!だと「よく見て!」となります。

③動くもの/動かないものを見る動詞

例文:I want to see all the records related to this accident.
(この事故に関するすべての記録を見たい)

選択肢の中でseeとlook atは、比較的よく似たニュアンスを持っています。しかしどちらかといえば、look atのほうが「厳密にものを見る」イメージがあります。

そのため、I want to look at all the reports.は「私は1つひとつのレポ一トを見たい」、I want to see all the reports.は「全部のレポ一トを見たい」という意味合いになります。

例文は、look atであれば「1つひとつの記録を見たい」、seeであれば「全部の記録を見たい」というイメージになり、いずれも自然な英語になります。文中にallがあるため、ネイティブはseeを適切と、look atを可と判断します。

次にseeとwatchを比較すると、見る対象となるものの状態が異なることに気づきます。seeは非常に一般的な動詞のため、動くもの/動かないもの、いずれにも使えます。 —方watchは、おもに動いているものに対して使います。

たとえばI saw the sunset.(私は日没を見た)とI saw the sun set.(私は太陽が沈むのを見た)ならば、どちらも自然な文です。しかし、I watched the sun set.(私 は太陽が沈むのを見た)とは言えるが、I watched the sunset.はあまり自然な言い方ではありません。これはネイティブでも悩むところで、ネイティブですら、使い方が曖昧となっているのは否めません。

もう1つ、別の例を見てみましょう。Let’s see a movie.とLet’s watch a movie.は 「映画を観よう」の意味でどちらもよく使うが、seeなら映画館で、watchなら家で観る可能性が高いです。

おそらくこのseeはgo and seeの省咯で、watchはstay at home and watchの省略と考えられます。

④注意して見る動詞

例文:Next, we’ll watch a video about how to improve quality and efficiency.
(次に、品質と効率をいかに改善するかについてビデオを見ましょう)

look atは、勉強をしている時に使うイメージがあります。look at... from all angles (あらゆる角度から…を検討する)やlook at ... through a microscope (…を顕微鏡で見る)など、言いまわしもたくさん聞きます。

例えば、videoを見るとき。真面目なvideoであればlook atをいちばん多く使いますが、娯楽で見るfunny videoにはまず使いません。一方、watchには「じっと見る」の含みがありますため、どちらでも使えます。

例文は、ビジネスでの真剣な内容と考えられるため、「注意して見る」ニュアンスのあるwatchが最適となります。ただし、この状況であれば、look atも使えるでしょう。

またseeには「たまたま見る」ニュアンスがあり、フォーマル、インフォ一マルのいずれの内容にも使えます。YouTubeなどでたまたま面白いビデオを見た場合は、see a funny videoの表現がぴったりです。

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