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「手に入れる」を意味する英語(動詞)の使い分け方法

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「手に入れる」を意味する英語(動詞)

「手に入れる」を意味する英語(動詞)はacquire / earn/gain/ get / obtainなどが挙げられます。

日本語の「手に入れる」は、「身につける(習得する)」「獲得する」など、さまざまな目的語に対して「自分のものにする」という表現で使えます。

一方、英語の場合、 手に入れるまでの努力の有無や、入手までに費やした時間、また何を手に入れるかによって、それぞれ動詞を使い分ける必要があります。

acquire「価値あるものを手に入れる」

acquireのネイティブイメージは「価値あるものを手に入れる」です。

acquire a foreign languages (外国語を習得する)のように、学問や技術、特性を長時間かけて「習得する」「身につける」などの意味があります。

なお、言語習得について言う場合は、learn a language (言語を学ぶ)というよりは、acquire a languageで「ネイティブレベルに達する(母語として習得する)」というニュアンスが表現できます。

acquire land (土地を手に入れる)など、「権利や財産を獲得する」という意味もあります。会社を「合併する」にもacquireを使うように、「本などの具体的な物」を入手するというより、知識や財産など、内容として価値あるものを得る場合に用います。

acquireの用例

We acquired the rights to publish his book in Japanese.
(彼の本を日本語で出版する権利を獲得した)

She acquired a lot of bags from boyfriends.
(彼女はボーイフレンドたちからたくさんのバッグを手に入れた)

earn「努力して手に入れる」

earnのネイティブイメージは「努力して手に入れる」です。

ある程度時間をかけて努力をし、ほしいと願っているものをなんとか手に入れるようなニュアンスを持つ動詞です。

earn a reputationfor... (で評判となる),earn a degree in...(…で学位を得る)のように、「努力や行動で名声や評判を得る」ほか、earn a living (生活費を稼ぐ)など、「お金を稼ぐ」「もうける」といった意味で使われます。

earnの用例

Bill earned enough money delivering newspapers to start a cafe.
(ビルは新聞配達をして、カフェを開くのに十分なお金を稼いだ)

She worked hard and earned a doctorate in medicine.
(彼女は一生懸命がんばって、医学博士の学位を得た)

gain「必要なものを手に入れる」

gainのネイティブイメージは「必要なものを手に入れる」です。

gain a profit (利益を得る),gain wisdom(知恵を得る),gain one’s end (目標を達成する)など、さまざまなものを「手に入れる」行為を指します。広範囲に役立つもの、必要なものを手に人れる際に使う動詞です。

「努力や競争によって、苦労して手に入れる」という意味が基本ですが、gain weight (体重が増える),gain speed (速度が増す)など単に「増える」の意味でも用いられます。

なお、gainには「曖昧さ」があることも覚えておきたいところです。We gained new employees.と言った場合、「関連会社からの異動」なども含まれる可能性があります。

「外から新規に雇い入れた」という場合には、gainではなく、hireを用いるのがいいでしょう。

gainの用例

We gained 20 new students this year.

(今年、新たに20人の生徒が加わった)

Countries without natural resources have difficulty gaining financial aid.

(自然資源のない国はなかなか金融援助が得られない)
 

get「簡単に手に入れる」

getのネイティブイメージは「簡単に手に入れる」です。

あらゆる状況で気軽に「手に入れる」の意味で使える動詞です。get a phone call (電話をもらう),get permission (許可を得る),get a cold (風邪を引く)など、手に入れる過程での努力や意志は特に関係なく、「比較的苦労せずに入手する」場合に用います。

そのため、たとえばget a chanceは、「苦労してチャンスを手に入れる」というよりも、「チャンスが向こうから転がり込んでくる」というニュアンスが強い言葉です。

getの用例

I got a chance to study engineering in Hawaii.
(ハワイで機械工学を勉強する機会を手にした)

I got an opportunity to make a lot of money.
(私は大金を手にするチャンスを得た)

obtain「苦労して手に入れる」

obtainのネイティブイメージは「苦労して手に入れる」です。

obtain a patent (特許を得る),obtain a promotion (昇進する)など、長年手に入れたいと願っているものを努力して獲得する際に用います。

物質的なものというより、許可や資格、学位など、入手するためにある程度の意志や取り組みを必要とする目的語に対して使います。

ob-は「…に向かって」という意味の接尾辞です。tainは「持っている」という意味なので、「手に入れられるよう…に向かって努力する」というニュアンスが根底にあります。

obtainの用例

He finally obtained a master’s degree after five years.
(彼は5年後、ついに修士号を取った)

I obtained some valuable information from her.
(私は彼女から貴重な情報を手に入れた)

「手に入れる」を意味する動詞の使い分け

「手に入れる」動詞

①大事な物を手に入れる動詞

例文:Young people should try to acquire skills that will help them find work.
(若者は、就業に役立つような技術の習得に努めるべきだ)

acquire wealth (富を手に入れる),acquire skills (技術を身につける)の言いまわしがあるように、acquireには「大事な物を手に入れる」ニュアンスがあります。

しかし、どのように入手するかの制限はなく、acquire…through hard work (― 生懸命にやって…を手に入れる)、acquire...through luck (幸運なことに…を手に入れる)のどちらでも使えます。入手するまでに費やした時間の長短にかかわらず用いますが、比較的長い年月を必要とする場合が多いです。

—般に、skill(技術)を身につけるにはある程度の年月を必要とするため、この例文ではacquireが最適です。

一方、gainは能力や知識を習得するより、努力して「勇気や経験などを得る」 という意味で使われることが多いです。同じくobtainも、おもに「許可や資金、特許などを苦労してなんとか手に入れる」という表現で使われます。そのため、acquireより使用頻度は落ちるものの、ネイティブはこの2つの動詞も状況に応じて用いることが多いです。

また英語として間違いではないですが、getを使うと、大して苦労もせずに技術を習得したような、ややネガティブな印象を与えてしまいます。

②お金を稼ぐ動詞

例文:Paul earned enough money working after school to travel around the world.

(ボールは放課後に働いて、世界中を旅するのに十分なお金を稼いだ)

目的語がenough moneyのため、「(お金を)稼ぐ」に相当する語が入ると推測できます。選択肢でそれにあてはまるのはearnです。

earnはただお金を手に入れるというより、ある程度の努力をして、ビジネスや商取引によリお金を稼ぐ場合に用います。

「働いて稼ぐ」イメージがあり、決まり文句の You earned it.は、「その分の仕事はしたから」「そのくらいのことをした」という意味合いになります。

earn one’s daily bread (生活費を稼ぐ),earn overtime pay (残 業手当を稼ぐ)などの言いまわしもあり、「自ら努力して稼いだ」というニュアンスを強く表現できます。

getは「入手する」の意味でいちばん一般的な語なので、もちろんこの状況で用いることも可能です。ただしgetだと、「簡単にお金を手に入れた」というニュアンスになってしまうため、最適とは言えません。

acquireやobtainも文法的にはOKですが、どちらも「お金を手に入れる」場合はあまり用いられない動詞です。

③努力の成果の動詞

例文:She earned /gained the respect of the community with her honesty.
(彼女は正直者なので、みんなから尊敬されていた)

gainは、何か具体的に「ほしいものを手に入れる」イメージが強いです。そのため gained an enemyでも意味は通じますが、gained a friendのほうがより自然に聞こえます。

例文の目的語はthe respectなので「尊敬を集める」という意味を作るのがもっとも自然でしょう。

earn the respect ofなら、「正直に努力してついに周囲から尊敬されるようになった」というイメージ。「自らの努力の成果」というニュアンスの表現になります。

また、gainをあてはめてgain a person’s confidence (人の信頼を得る)とすると、努力は関係なく、自分にとって価値あるもの(=尊敬)を手に入れることができ
た、というイメージになります。

getは文法的には問題ないが、相手に「それをくれ」とこちらから要求するようなニュアンスがあります。そのため、respectと一緒に使うのは適当ではありません。

acquireも、respectのような「感情」に対してではなく、お金や貴重品など、何らかの価値ある具体物に対して使う動詞です。

earn the respect, gain the respectのいずれも意味が自然に通るため、ネイティブも両方を選びます。

④単純な入手の動詞

例文:I got 100 inquiries about the construction project.
(その建設計画に関する問い合わせが100件あった)

この例文では、入手にいたるまでの努力や経緯には重点が置かれていないため、ただ単に「入手」を意味するのであれば、getが最適と思われます。

getはあらゆる状況で「入手」の意味を表現できる、もっとも一般的な動詞です。 get sick (病気になる)やget well (良くなる)のように、「…な状況を手に入れる」の意味でも使えます。

この例文では100 inquiries (100の質問)が目的語となっており、「手に入れる」 というより「受け取る」のほうがしっくりきます。

選択肢で「受け取る」の意味を持つのは、getだけです。そのため、ほぼすベてのネイティブがgetを選ぶでしょう。

ちなみに、「質問をする」の場合、make inquiriesとmakeを用います。

⑤必要なものを努力して取得する動詞

例文:It took him three months to obtain a work permit in Canada.
(彼はカナダでの労働許可を取得するのに3ヶ月かかった)

obtainは、必要なものを獲得する際に用いる語です。obtain a visa (ビザを入手する), obtain permission (許可をもらう)など免許や資格を取得する際によく使われ、 口頭表現ではなく、文書で目にすることが多いです。

ただ単に「手に入れる」のではなく、「必要なものを努力して取得する」意味合いが強くなります。そのため簡単には入手できない、得がたいものを目的語にすることが多いです。

work permit (労働許可)もまさにそのたぐいの目的語で、obtain a work permitで「労働許可を取得する」となります。

getはもちろん、ここでも使用可能ですが、obtainのほうが「取得するのに3ヶ月もかかった」ニュアンスを出せるでしょう。acquireでも意味は通じますが、acquireはおもに知識や財産を目的語にすることから、ここではやや不適切です。

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